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育児書備忘録

「0歳児保育」は国を滅ぼす





本日の完読本はこちら『「0歳児保育」は国を滅ぼす』です。





今現在保育園に1歳の娘を預けており、他人事ではないこのタイトル。

本書は、0歳で預けること、母子分離が当たり前になりつつあることに警告をしております。

そもそも何故0歳で預けなければならないのか。

1歳で預けると満員で保育園には入れないから、育休が取れないから、キャリアが危うくなるから…たくさんあると思います。

そんな問題点には国を挙げて保証していかなければならないのではないかと問いております。





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今日の日本では、一体化しなければならないときに分離され、親と分離しなければならないときに親に依存してしまうという、逆のかたちで親子関係が形成されてしまっています。

一緒にいなければいけないときに離れ、離れなければならないときに追いかけるという逆転現象が起こってしまっているのです。



乳幼児の母子分離が心理的虐待の一種であるという認識は、まだ一般化していないように思います。

母子分離は、明らかに心理的虐待です。

一方で「0歳児保育」は、疑いもなく肯定的なニュアンスを持った言葉としてとらえられていると思います。

しかし、0歳のときに一日のほとんどの時間をお母さんと離れて育つことは、危険な母子分離であり、赤ちゃんにとっては、お母さんが意図しない心理的虐待となってしまうのです。



乳幼児期、ことに0歳から1歳の間に母子分離されてしまった赤ちゃんは、かまってほしいとき、反応をお母さんに求めたとき、お母さんからは何もフィールドバックを得ることができません。

母子関係が成立していないわけですから、そのとき赤ちゃんが感じる寂しさは、筆舌に尽くしがたいほど深く、そして闇の中に沈むものになってしまいます。

ノルウェーでは、原則として公立保育園での0歳児の受け入れを一切禁止しています。

では、どうしているのかというと各家庭で親が赤ちゃんを育てます。
親には一年以上の育児休暇が認められ、休暇中も給与の100%が支給されるために、生活のために0歳児を預ける必要がないのです。

社会的コンセンサスとして、「子どもを育てることが親の仕事なので、0歳児の間はきちんと子育てをしよう。その間の収入は保証する。休暇取得後の職場復帰も確約する」ということが社会の仕組みとして確立しています。

出産後、1日でも早く職場復帰しないと職場で自分のいる場所がなくなるという心配も皆無ですので、安心して子どもを産み、赤ちゃんを育てることができます。

ごく単純に、せめて、0歳から1歳のわずか1年間だけでもお母さんが赤ちゃんのかがみとなって「母子一体化」して赤ちゃんと共に行きていただきたいのです。

そこで得られるものは、言葉では言い表せないほど価値がある貴重な時間です。

赤ちゃんが幸せになり、その赤ちゃんが将来担っていく、日本という国を滅ぼすことのないように、集団での0歳児保育は、ぜひやめていただきたいと強く願います。





あとがきにある「大人の勝手な思惑で赤ちゃんの領域を一歩でも犯すことは断じてなりません。」…どしんと来る言葉ですね。とても考えさせられました。

赤ちゃん主体、子ども主体に考えることは、ついつい自分本位となってしまい、実際はなかなかに難しいです。かくいう私も、一歳の娘を預けてるわけですから非常に耳が痛い話です。保育園のお迎えに行くとき、パアーっ!と笑顔になる娘を見るとやはり家で育児する方がいいのだと感じます。生活があるので叶いそうにもありませんがこれも、大人の勝手な思惑なのでしょう。

もう一つ、子どもと家で二人っきりで、特に最近は自粛で支援センターも行けませんから、育児が辛いと感じるお母様方も多いのではないでしょうか。公園にもいいけない時期もあり、辛かったですよね。私も言い方がキツくなってしまったり、泣きそうになったりしました。これもきっと子どもにとっては困らせようとしているのではなく、泣く事や癇癪で表現していることもあるのだろうに大人はしんどく感じてしまって、うまく感情のコントロールができないこともあります。

最近はベビーシッターの不祥事もあり、大人の息抜きも容易ではなくなりました。

なかなか難しい問題ですね。

これからも支援を考えていきたいと思います。


再見👋